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マップ作り部会報告

2019年10月の活動報告

1.月  日 10月28日(月)

2.場  所 神納~唐久谷~地蔵寺~千早口駅

3.参加者数 8名

4.活動内容 バス停前の石垣に生える植物の観察が始まり、よく車が通り所なので危ないと思いながらもしばらく続けヨメナ、ハナタデ、ミゾソバなどを観察し、続く土手は草が刈り取られていて花が見られず葉ばかりで、向かいの竹林に目を上に向けるとノブドウの青い実が虫こぶとともについているのを見る。下にはヨメナ?ノコンギク?片方だけではわからないまま前へと進む。竹藪から出ているナツフジの実、金色に輝くキンエノコロの群生、時季外れのモチツツジの花、ノアザミ、イナカギクなど午前中に低木類を含め30種以上を新しく見つける。昼食場所の土手は野草の宝庫と思われるくらい、季節ごとにいろいろと花を咲かせてくれる。この時期はアキノキリンソウ、リンドウ、ツルリンドウ、コウヤボウシなどが咲き、6月に見つけたノギランの花柄がまだ残っていて、お昼の休憩時間も忘れるほど新しい植物を探し回る。
  午後、朝からヨメナとノコンギクの違いが冠毛の長さで判ると言っても、ヨメナの長さが0.5㎜とあり見た目には全く分からないが、見つけたノコンギクの冠毛ははっきりと長く違いが分かる。山際には赤い実をつけているガマズミやウメモドキがあり、しばらくは秋の厄介者のくっつき虫(ヌスビトハギ、アメリカセンダングサ、オナモミ)を見つつ、道路際に生える紫色の房状に咲く花が現場で判別できなかったがフサフジウツギと後ほど調べていただいて判明。トンネルを抜け何種かの植物があり地蔵寺で小休憩(モミジは紅葉していない)。駅に向かう途中の畑に黄色のエンジェルトランペットがたくさん咲いており、いい匂いがするとのことだがわからなかった(4時ごろから匂うらしい)。


フサフジウツギ
 
リンドウ
 
ヨメナとノコンギク

アキノキリンソウ

左は6月のノギラン







2019年6月の活動報告

1.月  日 6月24日(月)

2.場  所 神納~唐久谷~地蔵寺~千早口駅

3.参加者数 9名

4.活動内容 バス停から神納までの道端にビワが鈴なりに成っていて、粒は小さめだがおいしくいただいた。最初からあったアメリカフウロがいまだに花を咲かしており、先月刈り取られたところにも新たに植物が芽生え、ノアザミなどが新しく花をつけている。近くにはヒメコウゾの実がオレンジ色に熟して、食べてみると意外にも甘くておいしい。ビワに続き初夏の果実狩りとなった。
  これまでも多くの植物を見つけてきたが、今日も新たに午前中だけで24種を確認できた。シダ類のカニクサ(長く伸びた蔓は実は1枚の葉)、アレチヌスビトハギの若葉、ホタルブクロなどと新たにノアザミの上からアップで見ると、たくさんの星形の花(筒状花)の集まって1つの花になっているのが見られた。
  昼食場所にはまだササユリが咲いていて、シライトソウの花殻を見つけている折に、ノギラン(当初名前がわからずじまい)の花柄の先にほんの少し花を咲かせているのが見つかった。
  午後からヒカゲノカズラ(シダ類)の胞子嚢、ヤマグワ、ホタルブクロの群生、タケニグサが大きく成長しているものなどを見つけてきたが、ヒメコウゾがあちこちにあり熟した実のつまみ食いを楽しみながら駅に向かう。


ヒメコウゾ
 
カニクサ
 
ノアザミ

ホタルブクロの群落







2019年5月の活動報告

1.月  日 : 5月27日(月)

2.場  所 : 神納~唐久谷~地蔵寺~千早口駅

3.参加者数 : 13名

4.活動内容 : 活動内容 新しく加入された会員3名とともに、5月末にもかかわらず熱中症が気になる暑さの中の活動。前月にはあった道端の植物がきれいに刈り取られていて、背の高いものはなく新たに芽生えたもの、小さな地面にはいつくばっているようなものを見つけ出しながらの観察・調査。
  前回樹木は観察記録に掲載しなかったが、今回から今盛りの花を咲かせているウツギ、エゴノキの大木、イボタノキ、クリそれと今いい香りを漂わせているスイカズラ、テイカカズラなど載せることにした。途中クサイチゴが真っ赤に熟してるのを食してみる、ほんのりと甘くそれなりにおいしい。
  昼食の場所にはシライトソウが斜面にたくさん咲いて見ながらの昼食。その後昼食前に見つかったタツナミソウを見に行き昼からの活動を始める。午後からは日陰がないところを行くが、うまい具合に日がかげり暑くなく観察・調査が出来た。トンネルまでにあまり見かけないイタチハギの花が、トンネルを過ぎ地蔵寺手前の歩道でキキョウソウ、ユウゲショウ、マツバウンランなどがたくさん咲いていて、ここが今日の終わりで小休止の後千早口駅まで行き解散。

   
エゴノキの大木 イタチハギ タツナミソウ







2019年4月の活動報告

1.月  日 : 4月22日(月)

2.場  所 : 神納~唐久谷~地蔵寺~千早口駅

3.参加者数 : 11名

4.活動内容 : 今年度最初の活動で何人の会員が集まるのか不安でしたが、昨年と同様の会員が参加され、南青葉台口バス停から歩き神納のバス停付近で今年度の活動方針を説明し、資料を配付して植物の調査・観察に入る。時候もよくさまざまな植物が芽吹き、あるいは花を付けているので、50mも行かないところで1時間経過。その後も同じような状態が続きなかなか前に進まない。昼食まででカンサイタンポポ、ウマノアシガタ、ノアザミなどどこででもみられる花がやはり多い。またヤワゲフウロ、シャガの群生もきれいに映る。このほかの植物も初めに配付した地図に名前を落とし込んでいく。日陰で昼食後、行く先々同じ植物が現れるも、その中にはヒメスイバ、ニオイタチツボスミレ、マツバウンランなどのあまり聞きなれない植物を観察する。一つ真っ白なスミレを見つけたが名前がわからず宿題に。地蔵寺では盛りのシャクナゲを見てから千早口駅に向かう。駅で今日見つけた植物を皆さんで合わせて終る。

   
ヤワゲフウロ マツバウンラン スノープリンセス?







2019年3月の活動報告

1.月 日  : 3月25日 (月)

2.場 所  : 千早口駅~美加の台~延命寺~三日市駅

3.参加者数 : 12名

4.活動内容 : 暑くも寒くもなく良いお天気に恵まれました。タネツケバナとミチタネツケバナ

  の違いを観察しながらA地区へ向かいました。途中
で白いタンポポを発見。A地区でヒメオドリコ

  ソウ・ヒメカンスゲ・ヤマ
ネコノメソウ・チャルメルソウの花を観察しました。日の当たらない

  面でシダの仲間のミツデウラボシの葉の裏に種が並んで付いて
いるのを発見し、ジャゴケからエノ

  キダケを極小にしたような胞子体
があちこちに出ているのを発見しました。フラサバソウ・タンポ

  ポ・
ツルカノコソウ・スズメノヤリ・キュウリグサの花を観察しました。オオイヌノフグリの雄し

  べと雌しべが踊っている様に見える?見え
ない?と言いながら昼食場所へ。ミーティングも終えて

  B地区へ
入りオランダミミナグサとミミナグサ、ミドリハコベとコハコベとハコベの花の違い等を

  比べて観察しました。サツマイナモリの花と沢山の
蕾を左右の道端や川の両側に発見。ヒカゲノカ

  ズラ・ワサビ・ミミナ
グサ・ウシハコベを観察。延命寺でオオバタネツケバナ・バイモユリ(アミ

  ガサユリ)・ショカッサイ(ハナダイコン)を観察しました。
C地区ではカテンソウ・カラスノエ

  ンドウ・スズメノエンドウ・カスマグ
サ・ヒメウズ・ウマノアシガタ・ギシギシ・スイバ・ユキワ

  リイチゲ・ヘビ
イチゴを観察しました。今年度の打ち上げは中村邸をお借りして10名の参加で行わ

  れました。
次回の観察会は42日です。  

   
ジャゴケ(胞子体) ヒメウズ フラサバソウ
オオイヌノフグリ ミミナグサ バイモユリ(アミガサユリ)







2019年2月の活動報告

1.月 日  : 2月25日 (月)

2.場 所  : 千早口駅~美加の台~延命寺~三日市駅

3.参加者数 : 11名

4.活動内容 : 集合場所近くの線路沿いにヒメリュウキンカとアメリカオニアザミを発見。ウグ

  イスの鳴き声を聴きながら
A地区に到着。ヒメオドリコソウやヒメウズを観察し、木立の斜面をジ

  ャゴケ等数種類のコケが隙間なく覆っているのを
観察しました。ヤマネコノメソウやヒメオドリコ

  ソウを発見。
スギを揺すると煙のように花粉が舞っていました。B地区の手前でコモチマンネング

  サ、タネツケバナ、ハコベ、オオイヌ
、ノフグリ、タチイヌノフグリを発見しました。B地区では

  サツマイナモリの白い花を発見。アリドウシや
ナギナタガヤを観察しました。延命寺で昼食後にこ

  れからのマップ部会についての意見交
換をしました。C地区ではバイモユリ、タネツケバナ、オラ

  ンダミミナグサを
観察。テイカカズラの白く羽毛の様な種を発見しました。ナズナ、マメグンバイ

  ナズナ、ヤエムグラ、ヨツバムグラ、キュウリグサを
観察しました。帰りは道路工事の為に回り道

  をさせられましたが
初めて全員が同じ電車に乗って帰ることが出来ました。

  次回の観察会は3月25日です。


   
オオイヌノフグリ ヒメオドリコソウ タネツケバナ
サツマイナモリ テイカカズラの実
サヤがはじけて実が飛んでいく
マメグンパイナズナ







2018年11月の活動報告

1.月 日  : 11月26日 (月)

2.場 所  : 千早口駅~美加の台~延命寺~三日市駅

3.参加者数 : 12名

4.活動内容 : 今年最後の観察会です。「延命寺の紅葉を見ながらの昼食!」を目標に歩き出す

  と、その地域で毎年行われているという「門づけ」の獅子舞
いやお囃子に遭遇し、見物した後観察

  地へ向かいました。
A地区ではツバキ・ノブキ・アオミズ・ナンテンの実を発見。ホコリタケのぶ

  ら
下がっている袋の中から煙のような胞子が出てきました。林を抜けた所で、暖かさに春と間違え

  て咲いていたオオイヌノフグリ・アキノタムラソウ・ウシハ
コベ・ヘビイチゴを観察。A地区から

  外れた場所でフェンス越しにサネカズラ
(ビナンカズラ)・ツルウメモドキ・ムラサキシキブ・テ

  イカカズラ・イヌビワ等の
実を発見しました。B地区ではキズタ・アオキ・ウワバミソウ・ヤブラ

  ン・フユイチゴ等の実を観察。
狂い咲きのサツマイナモリソウも発見。延命寺の色鮮やかな紅葉の

  下での
お弁当は格別でした。C地区ではキチジョウソウ・アメリカイヌホウズキ・ハコベ・タンポ

  ポ・
ミゾソバ・
ニラ・ベニバラボロギク・キツネノマゴ・キュウリグサ等の花や、ヤブミョウガ・

  クサギ・ヤブマメ等の実を観察しました。次回の観察会は2月25日です。

   
門づきの獅子舞 アオミズ(実) 延命寺の紅葉見学
クサギ(実)







2018年10月の活動報告

1.月 日  : 10月22日 (月)

2.場 所  : 千早口駅~美加の台~延命寺~三日市駅

3.参加者数 : 16名

4.活動内容 : A地区の入り口でピンク色のヨシノアザミを発見し、触れると煙の様な胞子を出

 すホコリタケ、赤いベニタケの仲間、
白い小さなキノコを発見しました。ヤブミョウガの黒い実、ハ

 エド
クソウやノブキの緑色の実を観察しました。ミズヒキ、ハナタデ、アオミズ、ギンミズヒキ、チ

 ヂミザサ、ミゾソバ、コブナグサの花
を観ました。青紫色のアキノタムラソウとヤマハッカの違いを

 観
察。熟した紫色のアケビの実が落ちていました。ハナイカダの黒い実がまだ葉の上に残っていまし

 た。コセンダングサ、クワク
サ、セイタカアワダチソウ、ススキを沢山観ました。白いシロノセンダ

 ングサやえんじ色のコニシキソウを発見。
A地区を過ぎた住宅地の空地でメリケンカルカヤ、アキノ

 ノゲシ、
ムラサキエノコロ、キンエノコロ、イヌコウジュ、メドハギ、ビナンカズラ(実)を観察し

 ました。
お弁当を食べたB地区の手前で白色とピンク色のキツネノマゴやイヌタデの赤い実やアオミ

 ズ、カラムシ、ヒカゲノイノコズチを
観察。B地区ではハナタデ、ヤブハッカ、ミズヒキ、アキノタ

 ムラ
ソウ、リョウメンシダを多く観ました。ウワバミソウの緑色の花やサツマイナモリソウの白い蕾

 やチャノキの白い花と緑色の実や
フジカンゾウの種やヤブランのを発見しました。休憩場所の延命寺

 ではシュウブンソウやヤブハギの種、ウバユリの実、フユ
ノハナワラビを観ました。C地区ではアメ

 リカイヌホウズキの黒い実を発見やタカサブロウ、
カタバミ、ノコンギク、ベニバラボロギク、ハゼ

 ラン、キチジョウソ
ウ、マメグンバイナズナ、ヌスビトハギを観察しました。暑くもなく寒くもなく

 て良い観察日和でした。

   
ヤブハッカ イヌタデ ムラサキエノコロ(右)
 ウワバミソウ キチジョウソウ







2018年9月の活動報告

1.月 日  : 9月24日 (月)

2.場 所  : 千早口駅~美加の台~延命寺~三日市駅

3.参加者数 : 13名

4.活動内容 : 月は高温注意報のために中止になり二か月振りの観察会です。A地区では赤い

 ヒガンバナ、クリーム色のアキノノゲシ、ピンク色のイヌタ
デを観察しました。ムカゴの実がフェン

 スにたくさん巻き付いて成っていま
した。ヤブミョウガの白い花と黒くなった実、ミズヒキの赤い花

 が多く見ら
れました。ノブキの白い花と緑色の実が一緒に成っているのを見る事が出来ました。シュ

 ウカイドウのきれいなピンク色の花、チヂミザサの粘液
のついた白いフワフワした花、ツルボの薄い

 ピンク色の花、白いヒガンバ
ナを発見しました。六月と同じイチグハラ谷への入り口で昼食。そこで

 キ
ンミズヒキとヒメキンミズヒキを発見し黄色の違い等を比べて観察。地区では白いハナタデの花

 やピンク色のヌスビトハギの花や
赤いミズ
ヒキの花を林道の左右に沢山見ました。ヨメナの紫色の花

 、クサアジサ
イの淡いピンク色の花、ゲンノショウコのピンク色の花などを発見しました。リョウメ

 ンシダが茂る間にハグロソウのピンク色の花やノハラアザミ
の薄紫色の花やフジカンゾウのピンク色

 の花を観察。ツユクサの花が群
生していて鮮やかな青色が爽やかでした。延命寺で休憩。山門の近く

 で
セトウチホトトギスの薄紫色の花を発見。C地区ではイヌホウズキの白い花、ハゼランのピンクの

 花、アブラススキ
の種、マメグンバイナズナの実等を観察しました。大型台風のつめ跡なのか倒木が

 大変多いでした。



   
シュウカイドウ、ミズヒキ、ヒカゲイノコズチ コミカンソウ キンミズヒキ、キツネノボタン、ヒメキンミズヒキ
ハグロソウ ハゼラン







2018年6月の活動報告

1.月 日  : 6月25日 (月)

2.場 所  : 千早口駅~美加の台~延命寺

3.参加者数 : 15名

4.活動内容 : 大変暑く光化学スモッグが発生するかも?という予報が出ている中での観察でした。駅から

  しばらくは陰がなく観察地の木陰に入るとホッとしました。
A地区ではピンク色のハエドクソウの花、黄土色のサン

  ショウソウの花、白い
ドクダミの花が最盛期でした。ハナイカダの実が葉の上で先月よりも大きくなっていました。

  ピンク色のムラサキニガナの花を発見。美加の台への坂道の
草はほとんど刈り取られていました。コセンダング

  サやブタナの山吹色の花、
アカバナツメクサやネジバナのピンク色の花は観察出来ました。


    お弁当はB地区のイチグハラ谷へ下りる手前の木陰で食べました。その近くでホタルブクロの白い花、メキシ

  コマンネングサとコモチマンネングサの黄色い花を発見
しました。谷へ下りるとドクダミが群生し、その葉の縁に

  着いている露に光が
あたり、ビーズでトリミングした様な美しさでした。B地区でもハエドクソウ、ドクダミが多く、ユ 

  キノシタの白い花もたくさん残っていました。リョウメンシダも多く、紫色の
花のウツボグサの群生も観察。


    延命寺で休憩した後C地区へ。ホタルブクロ、ムラサキカタバミ、ノアザミ、ヨウシュヤマゴボウ等のピンク色の

  花やヤブカンゾウのオレンジ色の
花やカラスビシャクの緑色の花を発見。コウゾの実が赤く食べ頃だったのでみ

  んなで
美味しく食べました。
来月はカンゾウやウバユリやホトトギスの花が観察出来るか楽しみです。


   
ハエドクソウ ムラサキニガナ メキシコマンネングサ
     
ネジバナ    ウツボグサ     







2018年5月の活動報告

1.月 日  : 5月28日 (月)

2.場 所  : 千早口駅~美加の台~延命寺~三日市町駅

3.参加者数 : 20名

4.活動内容 : 雨が降るかも?と思う曇り空でしたが降られる事もなく観察出来ました。A地区

  ではヤエムグラ・ヨツバムグラ・ノビル等の白い花、コウゾリナ・コナスビ・イヌガラシ
・ウマ

  ノアシガタ・等の黄色い花、トウバナ・ハルジオン・
ヒメジョオン等のピンク色の花を観察。ヒ

  メウズ・シライトソウ・フタリシズカ・コモチマンネン
グサ等の花は終わりかけだったり、終わ

  っていたりしました。山側の土手に
サンショウソウの緑色の花を沢山観ました。登り坂の予防壁

  の隙間にノミノ
ツヅリの白い花、キュウリグサの青色の花、コメツブツメクサの黄色い花等の

  さく可愛いらしい花を発見しました。反対側の斜面にはアカバナツメクサや
ピンク色のヒメキキ

  ョウソウを見ました。昼食場所の公園近くにコバンソウが
沢山咲いていました。

      昼食後はバス停「延命寺口」近くのイチグハラ谷へ下りて、川に沿ってB地区の観察。ウツギ

  ・エゴノキ・テイカカズラ等の白い花を観ました。何故かこんな所
に一株だけ手のひら位のコン

  ニャクイモの花を発見。強烈な匂いに鼻をつまん
で観察する人も・・・ササユリの蕾やチャルメ

  ルソウの花が終わった後の花盆を
観察出来ました。木陰から出た所にノアザミやユキノシタの群

  生が綺麗でした。
延命寺から三日市町駅に行く途中までをC地区にしました。対象外ですが立派

  
なバナナの木があり小さな青いバナナが成っていました。あちこちでマタタビの白くなった葉や

  、木に巻付いたテイカカズラの白い花を見ることが出来ました。
ハナイカダの女木やオトコヨウ

  ゾメやコウゾ等の緑色の実を観察。最後の辺りで
珍しいヒメフウロを発見しました。

    今回はB地区とC地区の観察に時間が掛かったようですが、次回も同じコースでいく予定です。

   
サンショウソウ ヤマムグラ コンニャクイモの花
   
ユキノシタ ヒメフウロ







2018年4月の活動報告

1.月 日  : 4月23日(月)

2.場 所  : 千早口駅~美加の台~延命寺

3.参加者数 : 21名

4.活動内容 : 千早口駅から美加の台までをA地区としました。キランソウやムラサキケマン

  の紫色の花や
ムロオテンナンショウの緑色の花やシャガやハコベやウスノキの白い花(赤い実

  も)を
観察しました。チャルメルソウの花が枯れて茶色い茎に点々と残っていました。チゴユ

  リや
ツルカノコソウやミミナグサやニョイスミレやクサイチゴ等の白い花等々40種類以上の

  植物を
発見しました。予定より時間がオーバーしてしまい延命寺でお弁当を食べてからB地区

  のイチグハラ谷を川に沿って戻りながらの観察になりました。キツネノボタンやコウゾリナの

  黄色い花やムラサキサギゴケや
トキワハゼやノアザミ等の紫色の花、そしてサツマイナモリの

  小さな白い花が沢山咲いていました。
カマツカやマルバウツギやコバノガマズミ等の白い花も

  発見しました。ここで30種近くの植物を
観察することが出来ました。今回は白い花を多く見

  る事が出来ました。帰りは美加の台駅から乗りました。
新しく11期生も参加しての第一回目で

  したが、予想外の暑さと予定よりも時間がかかりました。次回は
お弁当を食べる場所を「美加

  の台第二公園」に、帰りは延命寺から「三日市町駅」にしたいと思います。


   
チゴユリ カキドオシ ミミナグサ
   
サツマイナモリ コマユミ







2018年3月の活動報告

1.月 日:3月26日(月)

2.場 所:河内ふるさとの道・奥の谷周辺(富田林市彼方)

3.参加者数:14名 

4.活動内容: 今期最後の観察活動です。季節外れの暖かさでした。午前中はA地区をゆっくりと

  時間をかけて観察しました。チチコグサ・ハハコグサ・ハコベ・タラノメ・ホトケノザ・セン

  ニンソウ・ヒメウズ・シハイスミレ・スミレを
新発見しました。オオイヌノフグリやキュウリ

  グサの小さな青い花、
オランダミミナグサやハコベやタネツケバナの可愛らしい白い花、ホト

  ケノザ、オドリコソウ、カラスノエンドウ、スズメノエンドウの花の
きれいなピンク色、薄紫

  色のタチツボスミレやシハイスミレそして
紫色のスミレを観察しました。スギナが地面から吸

  い上げた水が
水滴となって、ビーズを散りばめた様に着いていて、とても美しいでした。道の

  両端には沢山のヒメウズの白い花があり、ヒサカキの
雄花と雌花を見る事が出来ましたが都市

  ガスの様な臭いがしました。
アケビの蕾やコウヤボウキの芽吹きも観察出来ました。午後から

  は
Dコースに行き満開の桃の花を、その下でネコノメソウと新発見のヤマネコノメソウも観察

  しました。林の中でピンクや藤色のショウジョウバカマを
そしてヤブコウジの小さな赤い実も

  発見しました。
土砂崩れや次期観察地の下見等で奥ノ谷の観察は7回でした。皆様の暖かいご

  協力のお陰で、楽しみながら有意義に奥ノ谷の観察を
終える事が出来ました。感謝です。本当

  にありがとうございました。


   
スギナの水滴 ハコベ キュウリグサ
   
ヒメウズ ホトケノザ







2018年2月の活動報告

1.月 日:2月26日(月)

2.場 所:千早口から三日市町⦅次年度観察地の下見⦆

3.参加者数:11名 

4.活動内容: 千早口駅から3年前に観察地だった惣代棚田に向かってセノ谷の林道を登って行

  きました。樹木が多く夏は涼しそうです。12時に
千早口駅に戻り、近くの物産販売店の店内で

  昼食や買い物等々。
午後からは隣駅の美加の台の住宅地方面に向かいました。観察出来そうな

  場所を過ぎると住宅街です。住宅街を800m程歩き、
その下のイチグハラ谷に沿った川に沿

  って行くと延命寺に到着。休憩後三日市町
駅に向かいました。次年度のコースは相談の結果、

  午前中に
歩いた道は登りがキツイので午後から歩いたコースに決定しました。





2017年11月の活動報告

1.月 日:11月27日(月)

2.場 所:河内ふるさとの道・奥の谷周辺(富田林市彼方)

3.参加者数:11名 

4.活動内容: 台風の影響で山崩れがあり、活動が出来るのか不安でしたが復興の妨げにならない

  A地区での観察を行う事が出来ました。
新しく見つかった植物はカニクサ・ノゲシ・ノササゲ

  ・ノアズキ・
ヤクシソウ・オトコヨウゾメ・ハナワラビ・ヒヨドリジョウゴ・マルバホロシ・

  クサギ等でした。花を見る事が出来たのは紫色のアキノタムラソウや
イヌタデのピンク色やヤ

  クシソウの黄色い小さな花や薄紫色の
ノコンギク等が観察出来ました。ヒサカキ・トウネズミ

  モチ・
ノササゲ・シロダモ・ムク等は黒色の実をノイバラ・オトコヨウゾメ・ヤブニッケイは

  赤色の実をアオツヅラフジは青色の実をヤブムラサキは
紫色の実をヘクソカズラは茶色の実を

  付けていました。ノブドウの
実は白や青や紫色等から成り美しいでした。ハナワラビに触れる

  と
煙のような胞子が散るのを観察する事が出来ました。カラスウリのオレンジ色の実を沢山収

  穫出来ました。
午後は初芝富田林校舎横からみかん山を抜け目白不動から近鉄汐ノ宮駅まで歩

  きました。
12月と1月はお休みです。 


   
オトコヨウゾメ シロダモ ヤブニッケイ(クロダモ)
   
胞子を飛ばす、フユノハナワラビ ヒヨドリジョウゴ







2017年9月の活動報告

1.月 日:9月25日(月)

2.場 所:河内ふるさとの道・奥の谷周辺(富田林市彼方)

3.参加者数:14名 

4.活動内容:  午前中は農道(A地区~E地区) 午後はA地区・D地区を観察しました。A地区ーキンエノコ

   ログサ・ヒヨドリバナ・アキノノゲシ・チカラシバ・アメリカセンダングサ・
ヤブツルアズキ・ママコノシリヌグイ等を

   新発見しました。 ニラやイタドリやクサギの白い花、
ガマズミやカラスウリの赤い実、カエデドコロやムクの緑

   色の実等観察しました。
E地区ーアメリカキンゴジカ・メマツヨイグサを新発見。ツリガネニンジンの紫色の花、

   ワレモコウの
えんじ色の花を観察しました。カヤネズミの巣を2ヶ所見ました。食事をしていた所でアメリカタカ

   サブロウの白い小さな花を見る事が出来ました。
午後からはA地区でジュズダマ・スズメウリ・ヒメクグを新発

   見。ムカゴの実の
収穫もできました。来月はもう少し大きくなったムカゴの実狩りが出来ると思います。

   
カヤネズミの巣 クワクサ アメリカタカサブロウ
   
ノダケ アメリカキンゴジカ







2017年7月の活動報告

1.月 日:7月24日(月)

2.場 所:河内ふるさとの道・奥の谷周辺(富田林市彼方)

3.参加者数:12名 

4.活動内容: 朝から暑い中、12名の熱心な(?)部員がいつもの作業小屋前テントの下に集っ   
  た。午前中はふるさとの道(A地区)をビオトープを起点にして、観察した。
アキノエノコロ 
  グサ、オオオナモミの背の高い植物が目についた。ビオトープの柵に
からまったガガイモ、花

  を少し残したアメリカイヌホウズキ、斜面にはオニドコロなどを
確認できた。道から林の中を

  のぞくとヤブミョウガの白い花、ヤブマオの大きな葉っぱを
確認できた。午後からは、更に奥

  へ進み、キツネノマゴ、アキノタムラソウ、
大きく伸びたヒメムカシヨモギ、エノコログサ、

  ツユクサを見出した。
尾根道へ向かう道(E地区)では、アカツメクサ(ムラサキツメクサ)

  の可憐な花があった。
ツリガネニンジンの茎が大きく伸びていた。秋に咲く花が楽しみだ。
 
  尾根道(F地区)では交尾中のミヤマクワガタ、産卵中のタマムシを観察しながら
作業小屋へ

  と降りて行った。

   
ガガイモ ヤブミョウガ アキノタムラソウ
   
ヒメムカシヨモギ キツネノマゴ







2017年6月の活動報告

1.月 日:6月26日(月)

2.場 所:河内ふるさとの道・奥の谷周辺(富田林市彼方)

3.参加者数:14名 

4.活動内容: 午前中は農道(A地区) 午後からD~F地区からC地区に下りるコースを歩きました。 A地区で

 カラムシ・ドクダミ・ヤマイモ(秋が楽しみです)・ハナビゼキショウの茶色い花を発見。
 ツメクサ・ムラサキカタバミ・

 コナスビ・ヨウシュヤマゴボウ・ハキダメギク・ウラジロチチコグサ
等を見つけました。アカメガシワの雄花と雌花を多

 く観察出来ました。コウゾに赤い実が沢山付いていて、
甘くて美味しいのですが口の中に棘が残ります。農道脇の

 田んぼにオオシオカラトンボ等が飛んでいて、
水の中にはカブトエビがたくさんいました。D地区でササユリ・ネジキ

 ・コバノガマズミを・・・E地区で
サンショウ・ヤブジラミ・ブタナ・ワレモコウ・サルトリイバラを発見しました。暑い一日

 でした。来月は
ダニ対策をして日陰の植物を観察したいと思います。

   
ハナビゼキショウ ウツボグサ カラスウリ、カエデドコロ、ヤブガラシ どれがどれか、わかるかな?







2017年5月の活動報告

1.月 日:5月22日(月)

2.場 所:河内ふるさとの道・奥の谷周辺(富田林市彼方)

3.参加者数:17名 

4.活動内容:第2回目は、農道(河内ふるさとの道)(A地区)、農道に接する斜面を登った尾根(G地区)、 作業小屋

奥の斜面(E地区)で植物を観察しました。農道沿いでは新緑になって判るヤマハゼ、ヤマウルシ、
ヌルデ、ヤブムラサキ、

ネズミモチなどを確認しました。また、マルバウツギ、ウツギ(卯の花)、ノイバラ、
ガマズミなど、初夏の花を楽しみました。

湿地ではカサスゲが青々と伸びていました。G地区では地面はシダ類植物で覆われている中でヤブマオがシダの上に伸

びていました。
その他、斜面・尾根筋ではアキグミ、サネカズラ(ビナンカズラ)、ツルアリドオシ、シハイスミレ、畦道では

ワレモコウ、コモチマンネングサなどを確認しました。

   
ヤマハゼ ヌルデ マルバウツギ
   
ヤブムラサキ







2017年4月の活動報告

1.月 日:4月24日(月)

2.場 所:河内ふるさとの道・奥の谷周辺(富田林市彼方)

3.参加者数:22名 

4.活動内容:今年度は、当カレッジ里山部会が保全活動している奥の谷周辺をコースとし、植物調査を実施することになりました。第1回目の

今日は、畑周辺の植物と竹林に通じる道の植物を観察、同定してから昼食。午後は河内ふるさとの道を進み、途中から左に折れ少し登ったところの

稜線を折り返して里山保全活動拠点の納屋横に戻る尾根コースも観て歩きました。畑周辺にはレンゲ、トキワハゼ、カラスノエンドウ、ウマノアシガタ、

カンサイタンポポ、ヒメオドリコソウ等の花やゼンマイ、スズメノテッポウ、ヤエムグラ、コオニタビラコ、イヌガラシ等も見られました。農道沿いでは、キラ

ンソウ、タチイヌノフグリ、タチツボスミレ。竹林への入り口では、ツボスミレ、ムラサキケマン、ネコノメソウ、ヤブニンジン、ショウジョウバカマ、カキドオ

シの他、シュンランも咲いていました。木本では、ウワミズザクラ、モチツヅシ、ヤマツヅジ、ガマズミ、クロバイ、コバノガマズミ、コウゾ、マルバアオダモ

の花が見られました。尾根筋ではオオバノトンボソウもみつかり、初回で概ね80種類を確認することが出来ました。


   
シュンラン。清楚な一輪です。 キランソウ ウスノキ。花の形が可愛い。
   
ムクノキ







2017年3月の活動報告

1.月 日:3月27日(月)

2.場 所:黒石・七つ池(和泉市)~別所・和田川(堺市)

3.参加者数:15名 

4.活動内容:昨年4月から調査を始めたこのコースも今回が最終となります。春先の代表的な草花であるホトケノザ、ヒメ

オドリコソウ、オオイヌノフグリ、タネツケバナ、キュウリグサ、ナズナ、ハコベに混ざり、帰化植物のヤワゲフウロとアメリカ

フウロが早くも可憐な花を咲かせていましたし、和田川ではヒメリュウキンカの黄色い花が見られました。アケビやヒサカキも花

を付け始めており、もうすぐ春本番を迎える事になります。最終回でもオオイヌノフグリに似たフラサバソウやネコノメソウに似

たトウダイグサなど数種が観察・同定出来、最終210種類となりました。新しく造成されたニュータウンや新しく出来た道路に

隣接した、昔ながらの集落と里山が今回のコースですが、最近の帰化植物が大変多いと言うのが地区全体の特徴・印象でした。


   
ヒサカキの雄花 フラサバソウ。茎と葉全体が毛で覆われています。 トウダイグサ。有毒です。
   
ヤワゲフウロ







2017年2月の活動報告

1.月 日:2月27日(月)

2.場 所:黒石・七つ池(和泉市)~別所・和田川(堺市)

3.参加者数:15名 

4.活動内容:3ヶ月振りの活動となりました。この時期は早春の草花や木の芽吹きには少し早いので、特に目立ったものも見つけ

ることが難しいかなと感じながらスタートしました。それでもオオイヌノフグリやヒメオドリコソウ、タネツケバナといった冬の終わり頃か

ら咲き始める花は見ることが出来ました。また、アメリカフウロ、ヤワゲフウロ、ハハコグサなどは新葉を伸ばし始めており、来月には花

をつけているかも知れません。ナワシログミ(?)が少し色づいていたので、次回に期待して今回は終了。池ではヨシガモ、キンクロハジ

ロ、和田川沿いではエナガ、メジロ、イソヒヨドリ、ジョウビタキが見られ、ミニ探鳥会にもなりました。


   
オオイヌノフグリ タネツケバナ ヒメオドリコソウとアメリカフウロ
   
ナワシログミかな?






2016年11月の活動報告

1.月 日:11月28日(月)

2.場 所:黒石・七つ池(和泉市)~別所・和田川(堺市)

3.参加者数:14名 

4.活動内容:
  
  11月末にしては、比較的暖かい今年最後の活動日となりました。最初の池の土手にはアメリカフウロとヤワゲフウロ

が早くも芽を出し、反対側にはトキリマメの弾けた赤い鞘、ヒヨドリジョウゴの赤い鮮やかな実、黒く熟したイヌビワの実と

いったようにこの時期の対照的な形態を見ることが出来ました。花が見られたのは、チャ、アメリカイヌホウヅキ、コシロ

ノ(シロバナ)センダングサ、ハナタデ等でコースを少し外れたところにヤブツバキの花も咲いていました。果実ではノブド

ウ、ノイバラ、サルトリイバラ、ツルウメモドキ等に加え、和田川沿いでは種子が付いているテイカカズラが観察できまし

た。


   
(ゼニゴケ雌株の杯状体。形が面白い。 ツルウメモドキ。もうすぐ真っ赤になって弾けます ハナタデ
   
テイカカズラの実(赤い鞘)







2016年10月の活動報告

1.月 日:10月24日(月)

2.場 所:黒石・七つ池(和泉市)~別所・和田川(堺市)

3.参加者数:19名 

4.活動内容:

  今月は実をつけた植物を中心に観察、調査をすることにしました。イシミカワの青く色づき始めた実、ヒヨドリジョウゴ

の赤い実、アオツヅラフジ、ナツハゼ、オニドコロ、ノブドウ、キヅタ、ノイバラ、カラスウリの他、食べられる木の実である

ナツハゼ、イヌマキ、ムクノキ、アケビの実を食したり、ヤマノイモのムカゴを採ったりと楽しみながら活動することが出来

ました。その他、花が見られたのはシロノセンダングサ、チャノキ、キツネノマゴ、アキノノゲシ、イヌタデなどでした。


   
(コ)シロノセンダングサ。別名シロバナセンダングサ イヌタデ。別名アカマンマ イシミカワ。色づき始めました。
   
ヒヨドリジョウゴの赤い実







2016年9月の活動報告

1.月 日:9月26日(月)

2.場 所:黒石・七つ池(和泉市)~別所・和田川(堺市)

3.参加者数:15名 

4.活動内容:

  心配していた雨も未明には上がり、予定通り開催となりました。秋の花が多数見られることを期待しつつ観察・調査

開始。コース入り口のツルボから始まり、イシミカワの色づき始めた実、オニドコロの花と果実、タンキリマメの花と果実、

ヒヨドリジョウゴの花と果実、オナモミ等実をつけている植物が目につきました。その他にはヤマノイモのムカゴ、アケビ

の果実、イヌマキの実、サンゴジュの赤い実等でした。花ではヤブマメ、キツネノマゴ、タラノキ、ナワシログミ、クズ、ア

キノタムラソウ、アキノノゲシ等この時期に見られるものが観察できました。

   
イシミカワの大きな株。実が色づき始めています。 ヒヨドリジョウゴ。青い実も付いています。 タンキリマメの花と果実。
   
マルバルコウとマメアサガオ(白い花)が混在しています。







2016年7月の活動報告

1.月 日:7月25日(月)

2.場 所:黒石・七つ池(和泉市)~別所・和田川(堺市)

3.参加者数:8名 

4.活動内容:朝の天気予報が午後60%と中止判断も、大した雨ではない、気温は比較的低いとの希望

的観測の基実施する事としました。そのせいか、参加者は8名と少なかった。花が見られたのはアカメガ

シワ、リョウブ、マルバルコウ、ヘクソガズラ、カラスウリ、スズメウリ、アキノタムラソウ、トキリマ

メ、ヒナギキョウ等でしたが、花が終わって実を付けている植物は結構多く見られました。トキリマメ、

カラスウリ、スズメウリを初め、サルトリイバラ、ムクノキ、ナツハゼ、イヌマキ、ノブドウ、ジュジュ

ダマ、アケビ、ツルウメモドキの果実が観察できました。新しい植物が見つかることが少ない時期ですが

アキノタムラソウ、スズメウリ、イヌザンショウ、コマツナギなど数種リストアップとなりました。


   
カラスウリの花(前夜開花)と果実 スズメウリ:小さな花と実を付けていました リョウブの花にクマバチが来ています
   
アキノタムラソウ







2016年6月の活動報告

1.月 日:6月27日(月)

2.場 所:黒石・七つ池(和泉市)~別所・和田川(堺市)

3.参加者数:19名 

4.活動内容:連日梅雨による雨がちな日が続いていたが、今日はむしろ暑さ対策が必要なほど天気に恵

まれました。コース入口を入ったところでマツヨイグサの一種のメマツヨイグサを観察、同定。今回もア

メリカオニアアザミ、マルバルコウ、ハナハマセンブリ等新たな帰化植物が見つかりました。ジャノヒゲ

、オカトラノオ、アカメガシワ、ナツフジ、ネムのような初夏に咲く花も見られた他、サルトリイバラ、

アケビ、ナツハゼ、ヤマモモ、イヌマキ、ムクノキ等は既に実を付けていました。一ヶ月の間の色々な変

化を感じることが出来た一日でした。

   
オカトラノオ ハナハマセンブリ(帰化植物) マルバルコウ(帰化植物)
   
ナツフジ







2016年5月の活動報告

1.月 日:5月23日(月)

2.場 所:黒石・七つ池(和泉市)~別所・和田川(堺市)

3.参加者数:19名 

4.活動内容:途中で帰化植物のコモチナデシコ、ノハラナデシコ、キキョウソウ、コバンソウ、ヤナギ

ハナガサを見て、正式の観察・調査ルートへ。ここにもヒナキキョウソウ、ニワゼキショウ、ユウゲショ

ウ、ツルニチニチソウ等の外来種の花が見られました。樹木ではスイガズラ、ウツギ、センダン、ニワウ

ルシ、ソヨゴ、テイカカズラ、サワグルミ、ナツハゼの花やムク、アオダモの果実を観察することが出来

ました。草本では丁度ドクダミ、ウマノアシガタ、ノアザミ、コナスビの花に加えて、林道の側壁の上に

数株のササユリを発見。既に蕾を付けていたので、6月の定例活動日には花にお目に係れるかも知れませ

ん。

   
キキョウソウ(左)とヒナキキョウウ(右) ウツギ ナツハゼの花
   
サワグルミ テイカカズラ







2016年4月の活動報告

1.月 日:4月25日(月)

2.場 所:黒石・七つ池(和泉市)~別所・和田川(堺市)

3.参加者数:23名 

4.活動内容:今月から9期生ら新しいメンバーを迎え、新たなルートを観察、調査を行う事となりまし

た。このルートは泉北南部丘陵にある昔からの集落を通る里道で、灌漑用の池がある山道と堺市側を流れ

る和田川沿いを主に観察する予定です。黒石の集落を過ぎた所から観察をスタートしましたが、帰化植物

の多さが目につきます。マツバウンラン、ブタクサ、ナルトサワギク、ウサギアオイ、キキョウソウ、コ

ゴメツメクサ、とりわけ至る所にヤワゲフウロ、アメリカフウロ、ナヨクサフジが見られました。その他

クズ、アケビ、ミツバアケビ、ウバメガシ、コナラ、タカノツメ、クロバイ、リョウブ、エノキ、ウツギ

等約70種の植物が観察できました。さらに和田川沿いではオオカワヂシャ、シャガ、ミゾソバ、ガマ、

ワレモコウ、オオジシバリ15種類程を確認して初回活動日は終了となりました。初夏を思わせるような

日だったので生ビールで喉を潤した人達もおられた模様。


   
いよいよスタート ヤワゲフウロ。葉が毛に覆われフサフサ。 ウサギアオイ。これも帰化植物です。
   
ナヨクサフジ クロバイ







2016年3月28日(月)の活動報告

場  所 : 流谷・ボ谷林道周辺(河内長野市流谷)


参加者 : 20名 

活動内容 : 

   2015年度最後の活動日でこのコースも今日で終わりとなるため、ボ谷林道を登りダイヤモンドトレール

に出た後、砥石谷林道を下りいつものコースに戻るルートを歩きました。ボ谷林道に入ったすぐのところに黄色

い花を多数付けたトサミズキ(植栽)、もう少し進んだ先にはシロバナショウジョウバカマ(花が咲いてシロバ

ナと判明)、白い花を付けていたワサビにも出会うことが出来ました。ダイヤモンドトレール、砥石谷林道では

サツマイナモリの可憐な花、多くのクロモジやアオキの花と赤い実が楽しませてくれましたし、キブシ、ツルカ

ノコソウ等を見た後元の流谷林道に戻り、棚田の土手で先月見つけたバイモユリが期待通りに多数の花を付けて

いてこの場所での最後に相応しい変化に富んだ1日となりました。

   
比較的珍しいシロバナショウジョウバカマです。 ワサビの花。花も美味しく食べられます。 サツマイナモリ。山道の足元に群生していました。
   
クロモジ。周りに沢山ありました。 バイモユリ(別名アミガサユリ)花の内側の模様が印象的です。







2016年2月22日(月)の活動報告

場  所 : 流谷・ボ谷林道周辺(河内長野市流谷)

参加者数 : 17名 

活動内容 :
  
 昨年11月以来の活動でしたが、寒い時期なので大きな変化は見られませんでし

た。それでも、オオイヌノフグリ、ハコベ、オランダミミナグサ等の小さな花が咲

いていた他、色付いた実がまだ残っていたジャノヒゲ、ヤブコウジ、ハナミョウガ

等が目を楽しませてくれました。シキミの花が咲き始め、新しく既に蕾を付けたバ

イモユリも見つかり、来月の花を期待して活動を終えました。
  ハナミョウガの赤い実の中には種が詰まっていました。 
 
 
シキミ。一つだけ咲いていました。 ミミナグサ ジャノヒゲの実の鮮やかな色です。







2015年11月27日(金)の活動報告

場  所 : 流谷・ボ谷林道周辺(河内長野市流谷)

参加者数 : 9名 

活動内容 :
  
 今月の定例活動日23日が雨が予想された為、27日に順延して実施しました。

活動日が変更された事とこの冬一番の寒さのせいか参加者は少な目でした。ボ谷林

道ではマムシグサの赤い実やホウチャクソウ、ジャノヒゲ、ヤブミョウガ等の実が

残っている一方、足元ではフユイチゴが赤い実を付け始めていました。先月見なか

った棚田周辺にはリンドウ、アキノキリンソウ、シマカンギクが新たに見つかりま

した。殆ど日が射さない非常に寒い一日だったので、いつもの店では熱燗と焼酎お

湯割りが待っていたようです。
   
フユイチゴ。これから大きく甘くなります。
 
 
ハキダメギクなんて可哀想な名前ですね。 ゲンノショウコが種を飛ばした後の殻が神輿の屋根の形に似るのでミコシグサというらしい。 シマカンギク







2015年10月26日(月)の活動報告

場  所 : 流谷・ボ谷林道周辺(河内長野市流谷)

参加者数 : 21名 

活動内容 :
  
 雲ひとつない秋晴れに恵まれ、歩くには最高の天気であったため、今回は

いつものボ谷林道を更に奥まで進みダイヤモンドトレールに出た後、岩湧山

方面に少し向い砥石谷林道を下って流谷に戻るルートを歩く事にしました。

ボ谷林道ではアキチョウジ、ヤブニッケイ、ダイトレではチゴユリやショウ

ジョウバカマの群生、コシアブラが見られました。砥石谷林道ではアケボノ

ソウ、ヤマハッカ、ヤマホロシなど今までの調査ルートで見つかっていない

物もありました。少し登り下りはありましたが歩きやすい登山道で楽しい行

楽の一日ともなりました。
   
ヤマホロシの赤い実が綺麗です
 
アケボノソウ
 
ヤマハッカ
イラヤマギク。別名ムコナ







2015年9月28日(月)の活動報告

場  所 : 流谷・ボ谷林道周辺(河内長野市流谷)


参加者 : 15名 

活動内容 :  8月は休みのため2ヶ月ぶりの活動になります。秋の草花が咲き、木の実が赤く色づいている事を期待しながら

いつものルートを歩きました。最初に目についたのは赤黒く変色したヒガンバナの花、続いてコブナグサの地味な花でした。

 ボ谷林道に入るとハナタデ、ツリフネソウ、ヤマジノホトトギス、キンミズヒキ等が見られ、流谷の道沿いにはヨメナ、ゲン

ノショウコ、アキノノゲシ、ヤブツルアズキ、ヤブマメ、ツルボ、ミゾソバ、コナギの花やツリバナの赤い実など秋を感じた一

日でした。今回は活動後、Hさんのお世話で河内長野の河原でバーベキューを行い、食欲の秋も楽しみました。 


   
花の形が面白いツリフネソウ。 ヤマジノホトトギスです。 ヨメナ
      
ゲンノショウコ ツリバナの実が赤く色づいていました。







2015年7月27日(月)の活動報告

場  所 : 流谷・ボ谷林道周辺(河内長野市流谷)

参加者数 : 15名 

活動内容 :
  
  猛暑が予想されたため、日陰が多く比較的涼しいボ谷林道をゆっくり観

察し、八幡神社に寄った後少し早めに切り上げる予定で進めました。ボ谷林

道では満開のクサアジサイとミョウガが採れるのではと期待しましたが、残

念ながらクサアジサイは花が終わり、ミョウガは早すぎて出ていませんでし

た。しかし、ハエドクソウ、ジャノヒゲ、ダイコンソウ、ヌスビトハギ等の

花が見られた他、鍋谷林道沿いにはソクズが白い花を一杯付けていました。

帰りはこれも予定通り冷たいビールで喉を潤すこととなりました
   
ヤブミョウガ
         
  オモダカ。次回は花が見られるかも。
 
            ソクズ
ダイコンソウ







2015年6月22日(月)の活動報告

場  所 : 流谷・ボ谷林道周辺(河内長野市流谷)


参加者 : 18名 

活動内容 : いつものようにボ谷林道からスタート。林道に入った途端にひんやりした空気が感じられ、前回と同様この涼しい

      場所で昼食するつもりでゆっくりと観察しました。入口にあったシオデに花が付いていたり、アカショウマやハナ
      
      ミョウガの花も見られました。クサアジサイは小さな蕾を沢山つけており、来月は花が楽しめそうです。昼食時間

      ににわか雨が降り始めた為屋根のある八幡神社に移動。 その後は雨も上がり予定通り観察を続け、ウツボグサ、

      ミゾカクシ、ツリバナなど新しく見つけることが出来ました。
 



    

シオデの淡黄緑色の小さな花です
   
アカショウマ サワギク。小さな個体でした。
               
ハナミョウガ。群生していたが、花は終わりかけでした。 棚田の土手に沢山見られたウツボグサ







2015年5月25日(月)の活動報告

場  所 : 流谷・ボ谷林道周辺(河内長野市流谷)


参加者 : 17名 

  初回の植物調査リストを基に現物の確認も兼ねて、少しゆっくり歩きながらスタート。ボ谷に入り前回よりもコースの

奥の方まで進んだ所で昼食となった。途中ウツギに加えマルバウツギ、ヤブウツギ、ツクバネウツギと4種類が見られ、さ

らにはフタリシズカ、ワサビも見つかりました。昼食後B、Cブロックではマタタビの花やコナスビ、ボタンヅルなど20

種類以上の植物を新たに見つけて同定することが出来ました。


              
マルバウツギ。葉が少し丸いかな? ヤブウツギ。花の色は鮮やかな赤です。 ツクバネウツギ。花が終わり残った萼片が羽根つきの形でした。
                                    
マタタビ。蕾がもう少しで開花です。葉も半分白くなっていました。 (ヒメ)コウゾ。実が付いています。







2015年4月27日(月)の活動報告

場  所 : 流谷・ボ谷林道周辺(河内長野市流谷)


参加者 : 23名 

  2015年度の第1回活動日。高野線天見駅から岩湧山登山道に続く流谷とダイヤモンドトレイルに至るボ谷林道の一

部地区を、八幡神社を中心に調査することになりました。
参加者は臨時参加2名を含む総勢23名で、最初に自己紹介と活

動の概要を説明した後スタートしました。最初の調査エリアのボ谷では多くのシダ類のほか、ヤマルリソウの群落、巨大な

ホウチャクソウ等が見られ、八幡神社で昼食してから向かった棚田ではチャルメルソウ、タチツボスミレ、ワレモコウ、ノ

カンゾウなどもありました。帰路の道沿いにはタニギキョウ、ウバユリなど多くの植物を観察。汗ばむくらいの天気でした

が風は爽やかで一日楽しく活動が出来ました。


                      
ヤマルリソウ。林道脇の斜面に群生していました。 ホウチャクソウ。高さ50cm、茎の直径7~8mmもある今まで見たこともないような巨大な個体です。 イズミカンアオイ。丁度根元にある花が見られました。
                                        
ヒメハギ。可憐な花が咲いています。 タニギキョウ。湿った日陰に見られたキキョウ科の小さな白い花です。







2015年3月23日(月)の活動報告

場  所 : 惣代棚田周辺地域(河内長野市清水)

参加者数 : 8名 

活動内容 :

  今年度最後の活動日にも拘わらず参加人数は少なめでした。

もう春を思わせる小さな花や新芽の動きを観察しながら進めま

したが、いつもの観察コースの途中からそのまま林道を通り一

つ先の千早口へ抜ける事にしました。途中スミレ、タチツボス

ミレや少し気の早いレンゲも咲いていましたが、やはりニリン

ソウには早すぎたようです。しかし先月採ったフキノトウに加

え、他にセリ、クレソン、ノカンゾウを摘んで帰り、家で春を

味わうことが出来たようでした。
      
ウバユリの新葉。柔らかくツヤがあるのが特徴です。
                  
 
ニワトコの花。早春早くから新芽を伸ばします。 タラノキ。タラの芽はまだ動いていませんでした。 棚田の日が当たる斜面にレンゲの花が見られました。







2015年2月23日(月)の活動報告

場  所 : 惣代棚田周辺地域(河内長野市清水)

参加者数 : 13名 

活動内容 :

   2ヶ月ぶりの活動です。2月の下旬ともなると新芽が動き始めたり、日のあたる暖かい場所では早春の花が見られたり

春に向けての変化が感じられることを期待しつつスタート。道端にはオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ハハコグサな

どこの時期から見られる花や、土手の暖かい斜面にはタチツボスミレの花も見る事が出来ました。今回は丁度フキノトウが

顔を出したり溝にはセリがあったりと皆で収穫。少し野草の味を楽しむ活動日となりました。


               
 
ハハコグサ。(春の七草ゴギョウ) フキノトウ。花が顔を覗かしていないフキノトウも沢山採れました。 明るい南斜面で既に花をつけたタチツボスミレ。







2014年12月22日(月)の活動報告

場  所 : 惣代棚田周辺地域(河内長野市清水)

参加者数 : 9人 

活動内容 :

   当初12月の活動は休止のところ1月と振り替えて実施することになり

ました。気温が低い割に風がなくそれ程寒くはなかったが、植物の変化も少

ないことから途中で新しいルートを辿り少し早めに切り上げることとしまし

た。定例ルートではビナンカズラの赤い実やトキリマメの実、アキノキリン

ソウ、ヤクシソウなどの一部が残っていました。新しいルートではカンアオ

イ、コクラン、ツチグリ等を見る事が出来ました。
 
ビナンカズラの赤い実。かろうじて残っていました。
               
 
ホラシノブ。柔らかく優しい感じのシダです。 ツチグリ。外皮が全て開いた状態です。 新しいルートで見られたカンアオイ。







2014年11月24日(月)の活動報告

場  所 : 惣代棚田周辺地域(河内長野市清水)

参加者数 : 9人 

活動内容 :

  3連休の最終日にあたっていたためいつもより少し少ない9名の参加

となりました 。秋が深まるにつれ葉が色づいたり、実が熟したりしてい

ますが、とりわけフユイチゴの鮮やかな赤い実が印象的でした。

今回はいつもの周回コースの途中から先に続く林道を歩きましたが、コナ

ラやクヌギの大木、ダンコウバイ、ヤブムラサキなどの紅葉の中、晩秋の

晴れた暖かい一日を楽しみました。


   
 
フユイチゴの赤い実。もう熟し始めており口に入れると甘酸っぱい味が広がります。
       
 
   
      
カキドオシの幼苗。節を伸ばし擁壁から垂れ下がっています。 セイバンモロコシ。 スイカズラには黒く熟した実が多数ついていました。







2014年10月27日(月)の活動報告

場  所 : 惣代棚田周辺地域(河内長野市清水)

参加者数 : 10人 

活動内容 :

   前日まで続いた雨もあがり、秋らしい空の下でスタート。観察コース

に入って植物調査対象ではないが最初に目に留まったのは「ツチグリ」で

した。さらに先月は少なかったツリガネニンジンがいたる所で淡紫色の花

を咲かせていた他、秋の野菊の一つである「イナカギク」の花を今回初め

て確認できました。帰路には杉の木に巻ついたキヅタが見つかり最後まで

新しい発見となった晩秋の一日でした。
 
きのこの一種「ツチグリ」。幼菌は食べられるようですが止めました。
               
 
「イナカギク」(ヤマシロギク)。 コウヤボウキが可憐な白い花を付けていました。 キヅタ。目立たない黄色の花が咲いています。







2014年9月22日(月)の活動報告

場  所 : 
惣代棚田周辺地域(河内長野市清水)

参加者 : 13名

活動内容 : 

  先月は活動休止により、2ヶ月ぶりの活動となりました。朝晩は過ごしやすくなり、昼間の時間が短くなるにつれて秋

の花が咲き始めています。土手には今まで気が付かなかったツリガネニンジンの淡紫色の花、足元にはゲンノショウコの鮮や

かな赤、ノササゲやトキリマメの黄色い花に加えて棚田周辺にはヒガンバナが多く見られ、初秋を感じる一日となりました。
             
アキアカネの鮮やかな赤色が目につきました。 あちこちにゲンノショウコの可憐な花がありました。 ノササゲ。近くにはトキリマメやヤブマメも見られました。
                                              
ヒヨドリバナとオトコエシが混在した状態。 ツリガネニンジン。






2014年7月28日(月)の活動報告

場  所 : 
惣代棚田周辺地域(河内長野市清水)

参加者 : 7名 

  猛暑日に近い日が続く中、今回は出来るだけ涼しい所を歩けるように、いつものコースの途中から別の林道を進みスタ

ート駅の隣の駅に出ました。お陰で湿度が比較的低かった上に木陰中心に歩いたこともあり、この時期にしては楽な調査活

動となりました。1ヶ月前には見られなかった花が咲いていたり、花後の実が充実していたりで毎回変化を感じることが出

来ます。とりわけコース途中数か所に群生しているヤブミョウガの白い花が見事でした。

             
ミソハギ。ガマが生えている湿地の中に見られました ヤブミョウガの花。少し暗い場所で白い花は結構目立ちます。 クサフジウツギ。園芸種のブッドレアとは違うようです。

                            
                                      
アキノタムラソウ。棚田の土手など至る所で見られました。 カワラナデシコ。可憐なピンクの花はどこでも目につきます。  






2014年6月23日(月)の活動報告

場  所 : 
惣代棚田周辺地域(河内長野市清水)

参加者 : 12名 

  先月はまだ咲いていなかったホタルブクロやイチヤクソウの花が見られるのを楽しみにいつものコースをスタート。

白花のホタルブクロは至る所に咲いていましたし、赤紫色のホタルブクロも見られました。

 一方イチヤクソウは花芽が付いていなかったため残念ながら花を見ることが出来ませんでしたが、オカトラノオやウツボ

グサのような花が新しく見つかりました。


                     
棚田の土手に多く見られたウツボグサ ムラサキニガナの小さな花が紫に色づいていました。 咲き始めたオカトラノオの花穂。纏まって咲いている場所もありました。
                                            
ホタルブクロ(白) 赤紫花のホタルブクロ  






2014年5月30日(金)の活動報告

場  所 : 
惣代棚田周辺地域(河内長野市清水)

参加者 : 11名 

  定例の部会活動日である23日(月)が雨であったため、順延し実施しました。30℃を超える真夏日の中、クサイ

チゴが赤く熟れていることを期待しながら1ヶ月ぶりの調査コースを歩きました。期待どおり熟していたクサイチコを夢中

になって採った後、コースの途中で空から降り注ぐ綿毛に足が止まりました。池の横に生えているタチヤナギ(?)が綿毛

に包まれた種子を風に舞って粉吹雪のように飛ばしている様子が印象的でした。先月は花が咲いていなかったテイカカズラ

、スイカズラ等に加え、シライトソウの清楚な姿も見られました。


                      
赤く熟したクサイチゴ。女性部会員がジャムにして次回持って来てくれるとのこと。楽しみですね。 テイカカズラの花。絡みついた木の上まで花がいっぱい付いていました。 クララの白い花。前回は気が付きませんでした。
                                          
スイカズラの花 シライトソウの花。丁度満開で立ち姿は非常に清楚です。






2014年4月28日(月)の活動報告

場  所 : 
惣代棚田周辺地域(河内長野市清水)

参加者 : 12名 

  2014年度の最初の活動日のこの日は、午後の降水確率が60%と

一時雨の予報の中、決行することになりました。この場所の植物を1年間

調査するにあたり下見をしましたが、真冬のため目立った植物は見られま

せんでした。どんな植物があるのか期待をしながら所定のコースを歩きま

したが、クサイチゴ、ホタルブクロの群生や地元の人に案内してもらった

ショウジョウバカマの群落、至る所にあるカキドオシ等に加え林道わきに

はニリンソウが咲いていました。途中少し雨がぱらつきましたが何とか予

定通り第1回目の調査活動を終えました。


   惣代集落に通じる林間の道。最初の植物観察・調査エリアです。 
                           
林間の道の途中にあったフユイチゴとクサイチゴの群生地。ここにはホタルブクロの花も一杯見られそうです。 惣代の集落。緩やかな棚田が広がっています。 棚田エリアの畔道に咲いていたトウバナ。
                
 
里山の林道エリアを観察しています。 林道脇に咲いていたニリンソウ。丁度見頃でした。 可憐なチゴユリの花。






2014年3月24日(月)の活動報告

場  所 : 松尾寺公園里道(和泉市松尾寺町)

参加者 : 10名 



 
 雲ひとつない晴天に恵まれ暖かい日差しの中で、2013年度の最終の

活動を行いました。1年間の調査で確認された植物等をゆっくりと再確認

をしながら進めました。花の蕾が膨らんだり、新芽が顔を出したり、早い

ものは花を咲かせていたり、春を感じた1日でした。最終日にあたり、桜

の花見には少し早いにも拘わらず、昼食時にささやかな花見の宴を催しま

した。
    
ウワミズザクラの花序。少し蕾が膨らみ始めていました。4月中旬には満開かな?
              
 
シハイスミレ。明るい日が差し込む道端で積もった枯れ葉から顔を出していました。 オオジシバリ。黄色が鮮やかでした。 公園の休憩所で早めの花見。天気と両方で気持ち良い気分。






2014年2月24日(月)の活動報告

場  所 : 松尾寺公園里道(和泉市松尾寺町)

参加者 : 8名 



  3月中旬の気温と雲ひとつない晴天に恵まれ、いつものようにスタート。春に向け

て少し膨らんだ木の芽や草花のロゼット状の葉などを観察し始めたが、新たに芽を

出している植物が殆ど見当たらないため、今回は少しいつもと違うルートを歩きまし

た。  新芽が膨らむ一方、秋に付けたクロガネモチやナナミノキの赤い実がそのま

ま残っていたり、完全には枯れずにかろうじて葉を付けている植物があったりで、冬

が終わり春を直前にひかえた動きが感じられました。
 
    
ヘクソカズラの実が立木の枝にいっぱいぶら下がっていました。 
              
 
ミミズバイの実。昨年5月に咲いた花の実で年が明けてからやっと色づき始めました。 ヒメウズ。早くも多くの株が落ち葉の間から葉を広げていました。 タンキリマメ。この時期には珍しく葉と豆の両方が残っていました。






12月23日(月)の活動報告

場  所 : 松尾寺公園里道(和泉市松尾寺町)

参加者 : 7名 

12月のこの時期には珍しくよく晴れた暖かい天気に恵まれ気持ちよく観察が出来ました。

この時期は新しく見つかる植物は少ないが、赤や黒などに色づいた木の実が多くいつもと違った観察会となりました。

また、冬芽やロゼット状の根生葉など春の準備をしている様子も見られました。

              
 
ナナミノキ。真っ赤な実を多数付けて見事です。 ハンノキ。すっかり葉を落とした木に花殻が残っている様子も面白いものです。 カナメモチ。同じモチノキ科でも実のつき方は大分違います。






10月28日(月)の活動報告

場  所 : 松尾寺公園里道(和泉市松尾寺町)

参加者 : 8名 


  雲ひとつない秋晴れに誘われて、今回はいつもの調査ルートを少し外れて実りの秋、味覚の秋を楽しむことにしました。

ヤマノイモのムカゴを採集したり、甘くて立派なアケビも大きい袋に一杯採れその美味しさを堪能することが出来、大満足

の一日でした。

 植物もミゾカクシ、ヨメナ、ヤブツルアズキ、フユノハナワラビ、ノギランなどに加え、絶滅危惧種のミズワラビも観察

出来ました。
              
 
耕作放棄畑の畔道にはヨメナの花が満開。道のあちこちに纏まって咲いていました。     今年は出来がいいのかアケビの実が鈴生りでした。同じミツバアケビにも薄紫色のものと白っぽいものの2種類あるようです。 ミズワラビ。シダ類では珍しく水中あるいは湿地に生え、以前は水田によく見られたようです。






9月23日(月)の活動報告

場  所 : 松尾寺公園里道(和泉市松尾寺町)

参加者 : 6名 

 
 2ヶ月振りにコースを歩きましたが、残暑厳しい中でも秋の気配を感じる
花が見られました。アキノタムラソウ、キンミズヒキ、ノシラン、ノダケ、
イタドリ等の花や、多数のキノコ類もあり、
変化に富んだ調査活動となりました。
    
トキリマメの実。花、莢もある中で莢が弾けているものがありました。 
              
 
    キツネノマゴの小さな花。 如何にもセリ科らしい小さな花の集まりです。 スズメウリの可愛い花です。来月には実になっているかな。






7月22日(月)の活動報告

場  所 : 松尾寺公園里道(和泉市松尾寺町)

参加者 : 12名 

 
 
植物調査の前に、松尾寺の叢林内で腐生蘭の一種である「ムヨウラン」を観察しました。既に花は終わっていましたが来年6月には見られるでしょう。いつものコースに戻り調査開始。アキノタムラソウの薄紫の花が所々に見られた他、オトギリソウも黄色の小さな花を付けていました。暑い最中、木陰で休み涼をとりながらゆっくりと歩きました。
         
 オオバノトンボソウ。残念ながら殆ど花は終わっていました
                     
 
 クマヤナギ。クロウメモドキ科の木本で白い小さな花を一杯付けていました。        オトギリソウ。  ミミズバイの果実。ミミズの頭に似ています???






6月24日(月)の活動報告

場  所 : 松尾寺公園里道(和泉市松尾寺町)

参加者 : 6名

  早朝降っていた小雨も止み、午後は天気は回復するとの予報でしたが参加者は少なかった。スタート時には晴れ間も出て、暑いくらいの中、先月リストアップした植物を現物確認をしながら進めました。今回も新たに数十種類の植物を見つけることが出来ました。     
 松尾寺山門横のナツツバキ(サラソウジュ)
 花が見頃でした。
                     
 
   
   至る所で見られたサジガンクビソウ ウワミズザクラの花が終わった後の子実 ナツフジ。白い花の蕾が膨らみ始めていました。     高木に巻ついたサンカクヅル。青いブドウの房が沢山付いています。






5月27日(月)の活動報告

場  所 : 松尾寺公園里道(和泉市松尾寺町)

参加者 : 6名 

 
4月22日の初回に実施した調査リストを基に、現物確認をしながら進めました。前回に判定できなかったものの一部が新たに同定でき、さらに今回初めて見つかった植物が多くありました。特にこの時期は花が咲いている草木が多いので楽しい調査になりました。
 
       ミヤコグサ
                     
 
          スイカズラ         ウツギ           ガンピ






4月22日(月)の活動報告

場  所 : 松尾寺公園里道(和泉市)

  25年度は活動場所を松尾寺公園里道として毎月1回植物調査を行うことになりました。今回は今年度第1回目の活動日で、新たに6期生4名を会員に迎え新しくスタート。初回なので調査エリア、コースをペース配分の検証も兼ねて見つかった植物を各人がメモをしたり、植物図鑑を片手に調べたりした結果、約80種類の植物が確認できました。 次回は、この80種類の植物リストに基づく現物確認と新たに判明した植物を追加していくことにし、毎月これを繰り返すことで調査表を充実していきます。  
 
公園周辺の里道で両側は雑木が多く見られます。              カキドオシ
                     
 
      ムラサキケマン  クサイチゴ 6月には美味しいイチゴが成るでしょう。  ウラジロ 先年の葉の根元から同じように先が2つに分かれた新しい芽が出ている所




3月25日(月)の活動報告


場  所 : 陶器山(天野街道) 

   

 3月も終わりだというのに薄ら寒い1日だった。けれど紫モクレン、ツバキ、サクラ、ユキヤナギなどがいっせいに咲いていた。コバノミツバツツジも濃い紫のつぼみをつけ、咲き始めているのもあった。ワラビが一面に生えている斜面。日当たりのいい所にはツクシがいっぱい。やわらかなヨモギの葉もつんで春の恵みをいただきました。

 

 
        コバノミツバツツジ        
                     
 
            アケビ            ワラビ           ツクシ

  



2月25日(月)の活動報告

場  所 : 陶器山(天野街道) 

   思っていたほど寒くもなく、陽のあたる所はほっこりと暖かかった。ネジキの新しい枝と冬芽の紅が美しくよく目立つ。コウヤボウキの種が今にも飛び立ちそうにゆれていた。
 ジョウビタキやアオジ、シロハラ、エナガなど小鳥がたくさんいてエサを探しているのを見ることができた。                
 
          コウヤボウキ
                     
 
           ネジキ           トキリマメ          ジョウビタキ





12月17日(月)の活動報告

場所 : 陶器山(天野街道)

12月はやはり一面冬枯れていた。その中でノイバラやはじけたツルウメモドキの紅い実が美しかった。

      
     
 サンシュの実                  ツルウメモドキの実                   ノイバラの実








2012年 活動記録

場所 : 天野街道

    

     ヤブムラサキ  2011 6/23             ガンピ 天野街道  2012 5/28             天野街道調査風景  2012 5/28            

    

      ナツハゼ 天野街道 2012 6/25        天野街道調査風景 2012 6/25          ナツフジ 天野街道 2012 7/23

   

     コクラン  天野街道  2012 7/23     ナンバンギセル 天野街道 2012 9/22      ツリガネニンジン 天野街道 2012 9/22